
秋元屋、秋元屋系の注文の4つのコツ
ドリンク
お店にはいって最初に訊かれるのはドリンク。
シャリキン(キンミヤ焼酎をシャーベット状に凍らせたもの)を呑みたいときは、「シャリンキンホッピー」、「シャリキンバイス」、「シャリキンレモン」というように「割り材」の前にシャリキンをつける。
「シャリキンストレート」といい、小さめのグラスにシャリキンだけを呑むこともできる。この場合、ブドウかウメのシロップを出されて、味をつけて呑む。
「やきとんまるや」、「やきとん赤尾」のようにデフォルトがシャリキンのお店もあるが、多くの秋元屋系ではシャリキンと言わなければ、通常の氷のはいったキンミヤ焼酎になる。
まずはおつまみメニューを頼もう
秋元屋、秋元屋系はお通しがない。ドリンクがでてきたら、すぐにでてくる「おつまみメニュー」を頼みたい。
煮込み、ぬか漬け、山芋の醤油漬け、セロリ漬け、キャベツ味噌、カブ酢味噌、ポテトサラダあたりが有力候補。
これをゆっくりつつきながら、串を待つ。
串の頼み方
カシラ、タン、レバ、ハラミ、肉巻き系(しょうが、トマト、豆苗、かぶなど)を中心に5〜10串くらいを頼もう。秋元屋、秋元屋系の場合、1人1本ずつのオーダーが通常。二人でいくときは、2本ずつがスマート。
味付けは特別に好みがない限りはお任せがいい。塩、タレ、味噌が選べる。コブクロは醤油も可能。
混んでいる場合は、串はでてくるまでに時間がかかるので、串の追加オーダーは避けたほうが無難だ。
サク呑みが基本
秋元屋、秋元屋系の場合、多くのお店が混んでいる。
長居は禁物である。
おつまみメニューを2品、串を5〜10串、ドリンク3杯くらいで、長居せずさっとお会計をするのがスマート。これで予算は2,000円から3,000円くらい。筆者の場合は、いつもこのパターンである。秋元屋本店であれば、最後に「煮込みライス」を頼むこともある。
逆にいうと、じっくりお客さんと話をしたいような接待には向いていない。どうしても接待に使う場合は、相手にサク呑みの事情を伝えておきたい。