
東京で常設でみることができる宮島達男作品
カウンター・ヴォイド
六本木ヒルズにある作品です。野外に展示してあるパブリックアート。無料で自由にみれます。
それは変化しつづける それはあらゆるものと関係を結ぶ それは永遠に続く
東京都現代美術館の常設展。1998年の作品で、長方形の中に無数の赤いLEDカウンターが置かれます。常設展の最後に登場します。
専用の部屋での展示です。
時の連鎖
東京・品川の原美術館の常設作品。ここも専用の部屋に組み込まれています。
曲線の暗闇の細い通路に赤いLEDカウンターが並びます。
原美術館ならではの場所を活かした見せ方。
追記(2023年5月24日):
原美術館は2021年に閉館。作品は、群馬県渋川市「ハラ ミュージアム アーク」に移されました。
最初に観た宮島達男作品
筆者が最初に宮島達男作品を観たのが水戸芸術館でした。
ミラーの中に青いLEDのデジタルカウンターが埋め込まれた作品でした。
こんなアートもあるんだという強い驚きでした。しばらく作品の前に立ち止まっていました。初めて宮島達男の名前をしりました。それまでは、まったく現代美術自体に興味がなかったんです。
その後、東京の原美術館、東京都現代美術館に常設されている作品を観に行きました。
その後、熊本市現代美術館に行って代表作の「メガデス」を観ることができました。もう10年くらい前ですが、いまもあの突然、暗闇になった体験を思い出します。
私が宮島達男作品に惹かれるのは、そこに全体があるからなんでしょう。