
埼玉屋(東十条)
近年、各種メディア取材を受けている有名店。サードプレイスではないけど、東京のモツ焼き屋さんを語るうえで、はずせない。
一言でいうと、モツ焼きを芸術の域まで、高めたお店。
クオリティのこだわりは、半端ない。
うまくて、涙を流す人もいる。東京で一番のモツ焼きと評する人もいる。
あながち、おおげさではない。
現在は、9本くらいまではお任せコースになっている。まぁ以前から、実質そうだったのだが。
埼玉屋は、初心者向けのお店かもしれない。部位を丁寧に説明してくれるからだ。ちゃんと注意をしてくれるので、マナーもしっかり身につくだろう。このお店を一つの基準として、今後、いろいろなモツ焼き屋さんを回るといいだろう。
筆者は、年に1度いくか、いかないかである。
筆者が探しているのは、味ではなく、総合的な雰囲気や空気を大事にしているからだ。
埼玉屋の場合、地元の人のサードプレイスではなくなった。
接客以前に、サードプレイスとしては値段が高いのだ。初代の頃のお店の空気は知らないが、2代目が、大きく路線を転換したのだろうとおもう。
これはこれで、お店の戦略だし、生き方である。
職人のこだわりを感じさせる名店であることには、かわらない。