サードプレイスを探して

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「丸健水産」から「いこい」へ

先日、「丸健水産」の記事を書いたので、仕事の帰りに、久しぶりに寄った。

いまや赤羽の名所といえる存在。「赤羽東口ブーム」の牽引役である。覚悟した通りの行列だが、それほどひどい長さでもなかったので、辛抱して並ぶ。

「丸健水産」にきたのは、16年位前になる。

当時、毎日のように赤羽を散歩をしていた。「丸健水産」の並びは、シャッター商店街だった。その端っこで、2代目のマスターが、本業の持ち帰りおでん種屋さんの傍で立ち呑みのおでん屋をはじめた。その頃は、初代の社長もお店にいた。いまのように大盛況になるとは、マスター自身も思っていなかっただろうし、筆者も想像していなかった。

予期しないブーム。
ここ10年くらいで、観光地化する。テレビをつけると赤羽特集(正確には赤羽東口特集)は珍しくなくなった。

同時に、SFPダイニング株式会社(磯丸水産が有名)のようなマーケティングがうまい居酒屋チェーン店が、赤羽東口に参入してくる。

シャッター商店街が「居酒屋」に入れ替わってくる。この喧騒とともに、丸健水産も混み始める。同時に、筆者はだんだんと赤羽から遠ざかるようになった。

かつての初期の「丸健水産」の常連さんたちは元気だろうか。
前にたまたま十条の斎藤酒場で常連さんの1人に偶然お会いしたが。

「いこい」は有名すぎて、行ったことがなかった。
もう赤羽にくる機会もないので、思い出に行ってみることにした。赤羽を代表する立ち呑み居酒屋である。

独自のルール、接客スタイルに戸惑いつつも、揚げ物、串、刺身などをいろいろ頼む。つまみはどれも小ぶりである。

カウンターの空気は殺伐としている。でも、若いおにいさんの動きに救われた。
ベテラン店員さんの態度は悪かった。悪い意味で慣れきってしまっている。

おつまみは100円台、ドリンクは200円台。
本当に1,000円で、いろいろ呑んで、食べられる。

焼酎ハイボールは、シンプルな焼酎の炭酸割りだった。焼酎はだいぶ薄め。

「丸健水産」「いこい」の両店で共通したものは、威張った接客スタイルが、みられたこと。一部の勘違いしている店員さんだけなのだが、これは本当に残念なことだ。

ブームはこわい。これにつきる。

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